141020

今日は出張で北九州に来ていた父と久しぶりに食事に行ってきた。
 
両親は保育園のときに離婚していたので、父とほとんど一緒に暮らしたことはない。
父は離婚しても頻繁に私たちに会いに来てくれたし、小さい頃は「パパ、家からいなくなって、苗字が変わったな〜」くらいにしか考えてなかった。(そもそも家にいない時点で違和感がないのがすごいなあ、と今では思う。)
母は金銭的にきつかったのかもしれないけれど、そのくらい、私の生活には影響のない出来事だった。
 
離婚したことで嫌な思いをしたことはなくて、むしろそれまで以上の幸せを与えてもらいながら育ててもらった。私が我が儘やから嫌味かもしれないけれど、よく「可愛がられて育ってきたんだね。」と言ってもらえるのは、ちょっと嬉しかったりする。我慢しないようにって、いっぱいいっぱいの愛をくれた母や祖父母のおかげであり、いつまでも大好きだと、心から思う。
 
とまあ、母や祖父母が大好きで堪らなくて、大人になってくるにつれて、色々なことが理解できるようになり、やはり父に対して納得できないことがでてきた。なんで、悲しませたの、どうしてそんなことしたのって。でも、思春期だったりして、そういうことをちゃんと聞けなかった。連絡も無視するようになった。もやもやしたまま年を取り、父とも気まずくなっていった。
 
最近、ようやく姉妹共に「20歳」という区切りを迎え、すべてが清算され、父とフラットな関係で話すことができるようになった。お酒を飲めるようになったことも大きいのかな。
 
ここ数年は父に対して怒りを覚えることがわりとあって、でも、やっぱり私にとって父はどこか他人で、今までは問い詰めることができなかった。
今日はそのことについても聞くことができ、きちんと納得する答えをもらえた。なんとなく、だけど、対面で話をすると、インターネットでは伝わらない顔の表情だったりいろいろな部分が見えるから、なんだか許せることも多くなる気がした。
そして、たくさん話した中で、「再婚したって僕にとっての長女は生涯で君しかいない。再婚して子どもが生まれたって、なによりも先に君だよ。」と言われて、なに食わぬ顔で聞いていたけれど、嬉しかった。
 
母を苦しめていたし、縁を切りたいと思ったことさえあるけれど、やっぱり娘だと思われていたかったのかな。お金を払い終わったら親子の関係は終わりって、自分の中ではそう思っていたから。そんなに簡単なものではないか。
 
酔っ払いになった父の相手をすることは少し面倒だな、なんて思いながらも、消息不明になったりせず、大人になっても付き合っていける関係になれて良かったと思った。
 
今日は色々なことを話せて本当に良かった。ご馳走でした。またね。